債券や株式の取引単位は大きい。たとえば、多くの株式の最小取引単位は千株である。したがって、株価が千円であれば、その株式投資の最小取引金額は一〇〇万円になる。しかし、保有している金融資産の総額が小さい投資家(小口投資家)ほど大きな損失を被るリスクは避けたいと考える。たとえば、金融資産保有総額が五〇〇万円の投資家にとっては一〇〇万円の株式投資はリスクが大きすぎるであろう。さらに、株式投資をある一つの銘柄に集中すると、得られるかもしれない値上がり益も大きいが、被るかもしれない値下がりによる損失もまた大きい。それに対して、複数の銘柄に株式投資すれば、ある銘柄の値下がりによる損失を、他の銘柄の値上がりによる利益で補える可能性が大きくなり、株価変動によるリスクも小さくなる。しかし、株式の売買には手数料という取引費用がかかる。したがって、複数の銘柄に株式投資すればそれだけ手数料もかさむ。そのため、運よく、安く買って高く売り、値上がり益を得ることができたとしても、手数料支払いを差し引くと、手元に残る利益は定期預金などと変わりはないということになりかねない。そうであれば、株式投資のようなリスクを冒すことなく、安全な定期預金にしておいた方がましである。
「いわゆる健康食品」と呼ばれる食品は、一般食品のカテゴリーに含まれます。市販されている錠剤・カプセル状の健康食品・サプリメントで圧倒的に多いのは、この食品ジャンルのものです。食物繊維、キチン・キトサン、イコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、大豆レシチン、グルコサミン、β-カロチン、クロレラ、霊芝、アロエ、プルーンエキス、プロポリス、アガリクス、ギムネマ、ハーブなど、ありとあらゆるサプリメントが市販されています。それだけに、このグループに属する健康食品・サプリメントは、玉石混交であり、二〇〇二年七月に明らかになった違法の中国製ダイエット健康食品もこのグループに属しています。このように、法律的な区分が不明確で、表示内容からはその効能・効果が読み取れない健康食品・サプリメントには、目を光らせて見極める必要があります。中でも、外国からの輸入販売業者、個人輸入代理業者の中には、新聞・雑誌などに自社の取り扱うダイエット食品やシルデナフィル(バイアグラの成分)などを含有する健康食品を誇大広告して販売するなど、薬事法上の制約をひそかにくぐり抜けて営業している者もいます。
亡くなった月日と同じ月日にあたる祥月命日には、供え物をして供養をするようにしましょう。故人が亡くなった日と同じ月日にあたる日を祥月命日といい、この日は新しい花を飾り、だんごや故人の好きだった食べ物をこしらえて仏壇に供え、線香を立てて供養するのが仏教の習わしです。命日でなくても、仏壇がある家庭では、毎日、ごはんとお茶または水を供えて手を合わせます。また、日常の悛習として、季節の果物や句の野菜が初めて手に入ったときは、「初物」といって、まず仏壇に供え、拝んだ後でいただくことになっています。いただきものをしたときも、まず仏壇に供えるのが習わしです。仏壇を拝むときは、介掌して一礼し、線香をあげて鈴を鳴らします。