「乳ガン」について、日本油脂では、山梨大学医学部の教授と共同研究を進めました。現在、日本人の「乳ガン」発生率は、増加傾向にあります。その原因は、日本人の食生活が、これまでのいわゆる和食から、西洋食に傾いたことによるといわれています。これは、元国立がん研究所の部長らによる、日本人女性約14万人に対する『食事を中心とした環境調査』で、乳ガンが脂肪の摂取量に関係しているという報告からも明らかになっています。また、ウインターの研究では、アメリカに移住し九日本人が、食生活がアメリカ人と同じ傾向になるにつれて、「乳ガン」が増加する傾向にあることもわかっています。そこで私たちは、DHAの「乳ガン」に対する効果を、マウスを使って次のような実験を重ねて行いました。まず、オメガー3脂肪酸とオメガー6脂肪酸との「乳ガン」発生率のちがいを見るために、オメガー3脂肪酸群としては、アルファーリノレン酸を含むシソ(エゴ油(アルファーリノレッ酸54%含有)と、DHAを含む脂肪として、日本油脂がバイオテクノロジーを用いて濃縮したカツオ油(DHA45%含有)を用意しました。また、オメガー6脂肪酸群としては、リノール酸を含んでいるコーン油(リノール酸56%含有)を用意しました。そして、日本人の平均的食事に合わせ、タンパク質15%、糖質60%、脂肪25%を含んだエサをマウスに与えました。ただし、25%の脂肪分については、最初の1週間は、全部のマウスにコーン油を与えて飼育し、1週間後に発ガン物質を飲ませ、さらに1週間、コーン油25%を含んだ飼料を与えました。こうした同一条件のもとで飼育したマウスを、今度は3つのグループに分けて、それぞれコーン油25%、シソ油25%、カツオ油25%を含んだ飼料を約2か月与えました。結果、コーン油を与え続けたマウスのグループでは、約1か月後に「乳ガン」の発生が見られたのに対して、シソ油とカツオ油を与えたグループは、それより約半月遅れて「乳ガン」が発生しています。さらに、シソ油を与えたマウスのグループと、カツオ油を与えたマウスのグループに発生した「乳ガン」の平均直径の合計を、コーン油だけを与えたマウスのグループの「乳ガン」の平均直径の合計と比べたところ、シソ油グループの平均直径は、コーン油グループの平均直径の約5分の1でした。また、カツオ油グループは、コーン油グループの約12分の1とさらに少ない数値になっています。それぞれのグループの「乳ガン」発生個数は、コーン油グループが25個、シソ油12個、カツオ油7個という結果で、その総重量は、コーン油グループが13・6g、シソ油グループが2・9g、カツオ油グループがO・7gでした。このように、DHAを含んだオメガー3脂肪酸群がいかに「乳ガン」の発生を抑制する効果があるかがわかります。とくにカツオ油のガン発生抑制効果は、非常に優れていて、目をみはるものがあります。
[参考情報]
DHA & EPA+セサミンE|サントリーの健康食品・サプリメント[公式 通販]
http://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43322/
→ DHAサプリ商品情報